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2017年4月24日 (月)

「子育ち」と「どんぐり倶楽部」 その1

今日から少し、
遠藤さんの「子育ち」と
糸山泰造さんの「どんぐり倶楽部」を
並べて考えていきたいと思います。

マツお母さんが子育ち講座を受講中に、
遠藤さんと「どんぐり倶楽部」のことや糸山泰造さんのことを
話題にしたという記憶はありません。

「子育ち」だからというわけではなく、
マツお母さんが個人的に興味を惹かれて「どんぐり倶楽部」を始めました。
「子育ち」的に「どんぐり倶楽部」をおすすめしているわけではありません。

……ということを前置きしておきます(^_^)

〜〜〜

「どんぐり倶楽部」というのは、
糸山泰造さんが考えた教育方法(理論)で、
算数の文章問題がメインとなっています。
年長さんから6年生まで7学年分(各学年100題)あって、
5才からOKなので、ウメ子ちゃんは今年から始めました。

糸山さんが良質の算数文章問題を作った経緯を
かいつまんで書くと……。

「昔は、生活と遊びの中で工夫する機会がたくさんあったので、
日常生活の中で様々な思考回路をつくる(考える)ことができていた。

今は、ごはんを炊くことも、
お風呂を沸かすことも、
遊ぶことさえもボタンひとつの操作でできてしまう。
日常生活の中で工夫する余地がほとんど残されていない。
生活が便利になり、
遊びもゲームやテレビが中心になってしまった現代の生活では、
大人が思うよりもはるかに子たちの生活体験が貧弱になっている。

日常生活も含めて教育環境が悪化し、
自然には思考回路が育つチャンスがない現代では、
綿密な思考力養成の理論と手法が必要になってくる。」

……ということで、
思考力を養成するために綿密に考えられた
算数の文章問題なのです。

〜〜〜

(ここから、「子育ち」目線でのマツお母さんの考えです。)

ただ、
子育ちっ子は昭和並みに不便な暮らしを心がけているのと、
以前書いたようなやり方で育っていくので、
6才までに「自分で考える」という癖がついていくのではないでしょうか(^_^)
おもちゃでも大事なのは「材料」で、
遊びの中でも自ら工夫していきますしね。
遠藤さんがかつて感じていた「教育をいくらいじっても……」という部分に、
なるほどなぁと納得するマツお母さん。

どんぐり倶楽部のHPにある掲示板の過去ログを読んでいると、
自分で考える癖がついていない子(重症気味?)を持つ母親に、
「お母さんが◯年間かけてお子さんを考えられないように育てたんですよ!」
って糸山さんは厳しく言っちゃっていました。

やっぱり、「個」が確立する6才までに(それ以降もですが)、
母親が家庭でわが子にどんな風に接してきたかが
とても重要になってくるのではないかと思います。

〜〜〜

(また、どんぐりに戻ります。)

「どんぐり倶楽部」の考える「学力」というのは、
「理解力=視覚イメージを再現する力」と
「考える力=再現した視覚イメージを動かす力」に加えて、
「感じ、味わう力(=感味力)とそれを再現できる力」
なのだそうです。

本当の学力というのは、
「未知の問題に対しても、
楽しく工夫しながら取り組むことができる力」のことで、
「どんな問題に出会っても、
解決方法を自分で試行錯誤しながら見つけることのできる力」でもあります。

この力は、勉強に限らず、
子たちが人生を生きていくときに必要な力なのだそうです。
つまり、「生き抜く力」とも言えます。

学力、つまり感味力(感じる力、味わう力)が大切なのは、
「学校の勉強を理解するため」でも、
「テストで良い点を取るため」でもなく、
勉強を楽しむのに必要な力であり、
人生を楽しむのに必要な力だからです。

ひとつのことを、
どれだけ深く味わうことができるか、
感じることができるかで、
どれだけのことを吸収できるか、
つまり、学ぶことができるかが決まります。

大事なのは、
感じ、味わうのに必要な、
ゆったりとした時間の流れを子たちに保証してあげることです。

急かされていたり、
させられていたり、
覚えることや正解を出すことや、
上手にできることを求められている環境下では、
子たちはどんどん感じられなくなっていき、
最後には感じなく(反応しなく)なってしまいます。
つまり、
根本的な学力が消えていってしまうのです。
こうなると、応用は利かず、
マニュアル人間で過ごさなくてはいけなくなってしまいます。

〜〜〜

(子育ち視点です。)

どんぐり理論になるほど、と思いつつ……。

感味力(感じる力、味わう力)という点で考えると、
子育ちっ子は自然と学力がついていくのではないかなと思います。

日課は「時間割」ではなくて「行為の流れ」で進んでいくので、
時計を気にしないマイペースな子になります。
散歩でも、
母親は後ろをついて歩くだけなので、
いろんなものを心ゆくまで感じることができると思います。
季節や天候に関わらず毎日外に出るので、
風・虫・太陽いろんなものをじっくり味わうこともできますしね。

「子育ち」している母親は、
教えないし、
褒めない上に叱らないし(説明しないということです)、
指示は出しても強制はしないし(たまにするけど)、
子が情動を出しても出し切るまで余計なことはせず見守るんです。
子の言うことは否定せず、ひとまずはすべて肯定です(受け入れるわけではないです)。
「子育ち」の環境(母親)って、「どんぐり」的にも申し分ないんじゃないかと思うマツお母さん。

「遊び」を確立し、
「生活」を確立し、
それらが「学習」の土台となって続いていくということなんだろうなって
マツお母さんは思っています。
そもそも、
子の方にはそういった場面区別は全く関係なくて、
意識する必要があるのは育児する親の側だけなんですけどね。

〜〜〜

ちょっと硬い内容ですが、
続きます(^_^)/


ちなみに、
今回の記事で「どんぐり倶楽部」について参照しているのは、
『最初に学びたい学習方法・上』です。
こちら、無料でダウンロードして読むことができるので、
興味を持った方はぜひ読んでみてはいかがでしょう(^_^)

糸山さんのブログはこちら。
「レオンくんがご案内します〜誰でもどこでも思考力養成ができます〜」
リンク先の記事最後にDLページへ飛ぶリンクが貼ってあります。

良質の算数文章問題をわざわざ購入しなくても、
巻末に各学年何問ずつかついてくるのでお得(?)かなと思います。
お子さんが5才を過ぎていたら、
試しにやってみてはいかがでしょうか? 
どんぐり倶楽部のHPにもお試しの問題があります。

(マツお母さん、良いと思ったら、宣伝したくなっちゃうんですよね。
タケお父さんには信者っぽいって怖がられているけど……^_^;)

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